GNH=Gross National Happiness (国民総幸福量)
パロ空港 (Paro Airport)
山間の美しいパロ谷にあり、のどかなこじんまりした空港です。
サービスが心配されましたが、ビザも事前取得しているので、その紙さえ持っていれば全て話がついているという感じで、全てがスムーズに進みました。
空港の職員が、皆民族衣装を着ているので、異国に来たという実感が湧いてきます。昔、ミャンマーで同じ感覚を持ったことがあったのですが、今はどうなったんでしょうか。
本空港の離着陸が許されている唯一の航空会社であるDruk Air (ブータン航空)のサービスも、問題なく、機体もA319と、新しかったので、短いフライトでしたが、満喫することができました。
ただ、空港内の表示は、ほとんどないので、ある程度注意が必要です。
私の場合、帰りの飛行機が、バグドグラ(ダージリンの最寄空港)経由バンコック行きだったのですが、バグドグラで降りる人がほとんどなく、最後で少しあわてました。
パロ空港を見下ろしたところです。パロ・チュ川に沿って、河原のようなところにあります。 この写真の後ろの方向から、谷を伝うように右に左に抜けながら、スムーズに着陸しました。 奥の山には、雪が残っていますが、4,000m級の名もない山だそうです。 その手前の右側の山には、パロ・ゾンと、パロ・ゾンをを見下ろすように、タ・ゾン(国立博物館)が見えます。その麓に、パロの町があり、それが、パロの町の全てです。 |
これが、我々をカトマンドゥから運んでくれたDruk Air のA319型機。 エコノミー席でしたが、左の窓側最前列でしたので、ヒマラヤの山々もばっちり見えました。 飛行機から降りたとたん、すがすがしい空気に触れ、気分は、最高です。 |
薄汚れたオンボロ空港を予想していたのですが、ブータン式の装飾を施した、こじんまりとはしていますが、綺麗な空港でした。 歴代の王様の写真も、出迎えてくれました。 飛行機を整備する設備は、ないようです。 飛行機の発着機能しかないのでしょう。 |
これは、出発ロビーに飾ってある歴代王様の写真です。 庶民的と言ってしまえば、それまでですが、普通の王様のように偉ぶったところは、微塵もありません。 村長さんのイメージでしょうか。 皆、ゴと呼ばれる民族衣装を着ていらっしゃいます。 |
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ロビーでフライトを待つ人々は、観光客がほとんどです。 このほとんどが、バンコック行きの乗客でした。 ブータンで見かけた日本人は、3日間を通して、結局この出発ロビーでの一人のみでした。その人も、バンコックに向かって行きました。 |